千葉県内で地域ねこ活動を推進している団体が集まって運営しているブログです。各団体への連絡先はそれぞれの団体の「旧ブログ」または「HP」に掲載されています。
2016年07月12日 (火) | 編集 |
一昨年、某市で行なわれた地域ねこ活動。

猫は総勢30匹。
子猫がジャンジャン生まれている状況でした。

町会役員も交えて話し合いが持たれましたが、
町会は活動の主体とはなりませんでした。

それでも住民たちは諦めずに、
住民たちで集まり、何度も何度も話し合い、
2つのエサやり現場の猫を
住民たちの力で活動を進めて行くことにしました。

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ふなねこは県の保健所と共に、住民会議に出席し、
地域ねこ活動の考え方、実践方法などをお話ししました。

手術費用はエサやりさんや住民からのカンパを集めました。
足りない分は、市の不妊去勢手術の助成を受けながら、
すべてのTNRを住民の手で行ないました。

エサやりもルールを決めて、
トイレの清掃も頑張っていただくことになりました。


そんな地域から、新たな相談が入りました。

「お陰様で、うちの現場の猫たちは少なくなってきたけれど、
少し離れた@さんの家で、猫が増えている。
こちらに流れてきたら大変・・・。困っている」と。

@さんは一昨年の町会の集まりにも参加せず、
「自分でTNRする!」と言っていたそうです。

しかし蓋を開けてみれば約束は守られず
子猫が増えていると言うことでした。

そこで県の保健所に連絡し、@さんの家の様子を知らせると同時に
保健所としても調べるようお願いしました。

@さんのお宅では、やはり子猫が生まれていて
2匹のメスが8匹の子猫を産んだとのこと・・・。

「@さんは手術費用は出せるけど、
 TNRするだけの体力がない・・・と言ってます」
・・・と保健所からの報告。

このまま放っておいたら、一昨年の苦労が水の泡になりかねません。

早速、相談を寄せてくださった方とご近所の方2名(計3名)と一緒に、
@さんのお宅に行ってきました。

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(2匹の子猫が居るのが見えますか?)

やせ細った母猫が2匹、子猫がウロチョロ・・・。

@さん自身も一人で何匹かTNRしてくれていたようなのですが、
猫の繁殖スピードに追い付かず、
今回2匹の母猫が合計8匹産んでしまったのです。

個人でTNRすることに限界を感じたとのことです。

一緒に現場を見に来たご近所3名さん(一昨年、活動を頑張ってくださった方々)が、
「やっぱり町会でなんとなかしてくれないと、
 私らの手には負えないね!もう限界だわね。
 うちらから町会にもう一回プッシュしてみるから!」
と言ってくれました。

活動は点ではなく、線、
そして面へ。


活動家さん(ボランティアさん)地域住民、みんな年を取ってきました。

一日でも早く解決するためには、
点ではなく面で活動を広げていかなければ、
効果的ではありません。

この事例は、その典型的な例だと思います。

ここも高齢者ばかりの地域。

ふなねこは、@さんやご近所さんと協力しながら、
とりあえず2匹の母猫の捕獲をしました。

子猫たちが手術できるようになる頃までには、
この町会が活動に取り組むか否か、
返事をもらうことになっています。

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@さんも、早く手術してくれていれば、
8匹分の手術費・エサ代もかからなかったし、
近所からの苦情もなかったのにな~~。

(´・ω・`) ・・・。